IT 業界に入る 1 年程前に akia のノート PC を買った後は、4 年程はノート PC のみで作業していました。
それ程必要に迫られることもなく、スペース的な理由からも不自由は感じなく使っていましたが、自作で好きな構成で組み立てられる魅力に抗えず、初めてパーツを選択して組み立てたデスクトップ以降、自宅のデスクトップは自作のみで使用しています。
これは 2 代目 (2007/03 ?) の横姿です。シースルーである必然性はないけど、これはこれでデザインが好きという理由でチョイスしました。
武骨さがほとんどないところが Good です。PC ケースは一番目にするものですので、落ち着いたデザインを優先して選択します。デザインが優れているものに機能性を損なったものはない、というのが私の持論なので、デザインに惚れればそれで良しと考えていたりします。
マザーボードや CPU 等のパーツは上記の PC ケースに変えた時点ですべて変更しましたが、昨年 2011/06 頃、マザーボードから発煙しました。正確に言えば、急に電源が落ちる様になったので電源ユニットのみ新品に換装していろいろ試していたところ、マザーボードから発煙 !
どうせだからと、マザーボード, CPU, メモリも買い換えました。ハードディスクはデータ移行も伴うのでまたの機会にと。
- CPU: Intel Core i7 2600K
- RAM: 16GB (4GB x 4)
- M/B: ASUS P8P67
CPU ファンが回らなくてヨドバシカメラに出向き新品交換したりとトラブルはありましたが、ようやく落ち着き、今年はハードディスクを換装しました。
SATA 2.0 から SATA 3.0 に変わりましたが、劇的な速度アップです。体感的にはノート PC の SATA HDD を SSD に変更した時くらい。ports の解凍や xorg の make install あたりでは如実に差が出ますね。
なぜ自宅の PC で 16GB も RAM を積んだかと言うと、業務向けの検証目的も含んでいます。
16GB に換装する前は 3GB で、ホスト OS が FreeBSD 9.0-RELEASE (amd64), Excel, PowerPoint 等 Windows 環境の作業用として Windows 7 を VirtualBox 上で稼働させていました。
しかしながら、OS 依存する Internet Explorer の動作確認としてはまだ Windows XP, Windows Vista も必要となります。これを VirtualBox を用いて仮想環境上に構築しておくことで、物理 PC は 1 台でアプリケーションウィンドウを切り替える気軽さで複数の OS を操作出来ることが出来ます。
Windows XP, Windows Vista も追加して Windows 3 世代はそれぞれ現在のノート PC の主流である 2 – 3GB 程度は割り当てたいと考えると、総容量 8GB では不足感が否めないので、思い切って 16GB にしてみました。それでも 15,000 円程ですから、隔世の感はありますね。。
FreeBSD 9.0-RELEASE + Windows x 3 で 200 日程稼働させて様子を見ましたが、メモリリークしたり不自然な動作も見られなかったので、スタッフの環境も徐々に交換する予定です。
VirtualBox はホスト OS が Windows, MacOS X, FreeBSD と多岐に渡って対応しているので、ゲスト環境を一度作成してマスターとして保存しておけば、どのプラットフォームでもインポートしてすぐ利用が可能で、とても重宝します。
OS の起動時間も物理 PC にインストールするより速く、ゲスト環境の Windows 7 で Windows Media Player や iTunes での再生もまったく問題ありませんでした。
まずは最高の環境を手に入れて、気持ちもリフレッシュして欲しいな。