dmidecode をインストールした機器では、BIOS 内のハードウェア情報を OS から参照が可能になります。
現在 FreeBSD 7.1-RELEASE i386 で提供している機器を 9.1-RELEASE amd64 に移行中ですが、その際に各機器の BIOS, RAID BIOS ファームウェアも最新に更新しています。
公式情報として回答をいただいているバージョン名と、dmidecode の出力情報が必ずしも一致しないので整理してみました。
radserv X
バージョン : 1.0N (10/13/2008)
# dmidecode -s bios-version 080014 # dmidecode -t 1 | grep Version | awk '{print $2}' 1.0 # dmidecode -t 0 | grep "Release Date" | awk '{print $3}' 10/13/2008
radserv XG1+
バージョン : 1.7.3
# dmidecode -s bios-version 6.00 PG # dmidecode -t 1 | grep Version | awk '{print $4}' 1.7 # dmidecode -t 0 | grep "Release Date" | awk '{print $3}' 03/25/2011
radserv ZG1
バージョン : 1.08
# dmidecode -s bios-version 1.08 # dmidecode -t 1 | grep Version | awk '{print $2}' B1 # dmidecode -t 0 | grep "Release Date" | awk '{print $3}' 09/20/2012
メモ
XG1+ のマイナーバージョン名は電源投入後の BIOS 起動時に確認が出来ますが、IPMI 管理画面や dmidecode では参照出来ませんでした。
また、この機器は BIOS 1.7 ちょうどのバージョン + Adaptec RAID 5405 の組み合わせで ACU (Array Configuration Utility) から SATA をディスクフォーマットを実行すると、フォーマット中に勝手に再起動する場合がある問題を確認しています。
実運用で気になる点はありませんでしたが、一部の機器には当該バージョンが存在したため、すべて 1.7.3 にアップデートしています。