linux-firefox 19 で起動せず轟沈しましたが、ふといくつかアプローチを思いついて再起動をしました。操作している機器は My DeskTop のデスクトップ (M/B ASUS P8P67) です。
変更しているのは BIOS とは無縁の内容なので、当然順調に OS 起動まで行くかと思いきや、CPU Temperature Error でピー音。BIOS 画面で確認すると 87C です。なぜ ?
遠回りのはじまり
BIOS 画面で初期値にしてみたり、完全に電源を落として少し時間をおいてもまるで変わらず。
やむなく CPU ファンやケースファンの掃除まで始め、今度は CPU ファンがはまらずと、とんでもない遠回りのはじまりはじまり。それらを 1 つずつクリアして再度起動しても変わらず。
OC Tuner という設定が気になり、キャンセルをしても何も変わらないので OK してみると、今度はブラックアウトして BIOS 画面すら起動せず。遠回り第 2 ラウンドの幕開けです。
そろそろ 2 時間経過
電源を抜いたり少し放置してどうにか上がってきましたが、もしかすると CMOS クリアという伝家の宝刀 ? で一気に解決か ? とふと思い、調べてみるとかなり似た現象に出くわしているケースを見つけました。
なるほど、CPU まで一度外すという発想はありませんでした。まずは ASUS マニュアルダウンロード で P8P67 を選択して手順を確認。
CPU も外して CMOS クリアし再度取り付けて起動すると、あれ程何をやっても 87C だった CPU 温度が BIOS 画面表示直後は 60C で、程なく 47 – 49C 程度に落ちて行きました。その程度の温度が普通でしょう。。
# まったく、手こずらせやがって。 (ベジータ風 Windows 7 の Quick Launch で並び順が勝手に変わる)
そういえば …
CMOS クリアでこれ程簡単に解決したのは初めてのケースでした。普通遭遇しませんよね。
ただし、以前にも再起動した直後に CPU Temperature Error だったケースが 1 度と、ある日作業中に普段と変わらない作業 == 負荷なのに突然落ちて起動直後 CPU Temperature Error だったケースが 1 度ありました。
この時は少し時間を置いた程度で起動しました。この様なケースですでに CMOS クリアと CPU 換装をしておく方が良いのかも知れません。
OS からの CPU 温度観察
サーバ機器は FreeBSD ACPI Thermal Check Tool の様に hw.acpi.thermal.tz0.temperature 等で温度が確認出来ますが、この機器は対応していない様です。
ホスト OS は現在 FreeBSD 9.0-RELEASE (amd64) を使用しています。8.x の例で kldload coretemp すれば確認出来る例を見つけ、試してみるとあっさり完了しました。
# kldload coretemp
# sysctl -a | grep temperature
dev.cpu.0.temperature: 48.0C
dev.cpu.1.temperature: 48.0C
dev.cpu.2.temperature: 47.0C
dev.cpu.3.temperature: 47.0C
dev.cpu.4.temperature: 45.0C
dev.cpu.5.temperature: 45.0C
dev.cpu.6.temperature: 43.0C
dev.cpu.7.temperature: 43.0C
Looking Good.
- CPU Temperature Error
- CPU Temperature Error Again