現在の東京オフィスでは、健康診断が毎年 2 月にあります。おそらく今年初めてだったとは思いますが眼底検査というものを行い、緑内障の疑いがあると診断されました。
ショックでした。腰痛に歯痛、今度は眼ですか。。10 歳頃から視力が落ちて高校の視力検査では前に進まされました。(世代によって分かる表現。つまり 0.1 未満ということ。0.05 と言われました)
ただし社会人になって健康診断を受ける様になり、高校の検査から 10 – 12 年程経過してはいたものの、0.5 付近まで戻っていました。特別何もやっていません。
かねてから、網膜は筋肉が支えるのだから筋トレすれば視力も戻る、という根拠のない信念がありましたが、それが実ったと半ば自慢のネタでした。
まぁ、それ程単純ではなかった様で、今年の検査では視力は 0.1 – 0.2 まで落ちていました。確かに異常な眼の疲れを感じます。特にオフィス。
自宅で長時間仕事をしてもほとんど疲れを感じませんが、オフィスはひどい。2 時間もすると疲れ目と同じ現象になることが多いのです。ただし、日によってはフルタイムを多少疲れた程度でしのげたりもしました。
それらもあって、検査も兼ねて お茶の水・井上眼科クリニック を訪れてみました。
緑内障 確定
健康診断の視力検査は、実はかなりアバウトもしくは甘いのではないかと常々思っていました。2 回程間違えても 3 回目で当たれば次に進んでくれる看護師さんが多いので、輪が切れている方向は今は 4 つしかない様ですから結構な確率で当たります。
井上眼科の初診時には視力検査・眼底検査に加えて視野検査も行いました。これは片目で 10 分近くかかる検査です。事前に調べた限りでは、緑内障は視野がどんどん狭くなる様なのです。
実は自覚症状は健康診断の半年前程からありました。目に見えて視野が狭くなった訳ではありませんが、きっかけは読書です。
読書の際、私はベッドに寝っ転がって左を向いたり右を向いたり適時寝返りながら読む習慣がありますが、右眼を中心に見てページ下の文章を見ている場合、ページ上の方の文字がほとんど見えていないことに気がついたのです。
ちょっと眼を上に上げれば見えてきますし、ブラックアウトしている訳でもないのです。背景は普通に認識出来ます。特定の範囲のものだけ見えにくくなる様なのです。
視野検査の結果はそれらを裏付ける結果でした。
眼力が強い ?
通常の眼圧とは 10 – 21mmHg の範囲のことを言い、緑内障の場合は大抵眼圧が高い様ですが、初回 2/27 の検査では 25 – 26mmHg 程でした。それだけ圧力が増しているということでしょう。
そこまで証拠を突きつけられると、もう認めるしかありません。ただ、苦し紛れに "これって、眼力が強いってこと ?" と facebook でつぶやくと、なかなかウケが良かったのがせめてもの幸い。でもないか。
それはともかく、その当時の疲れ目の感覚も、圧力が増していて目の内側から外に膨張しようとしている痛み、と考えればとても理解が行くものでした。(続く)
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