スマートフォンを使い始めて 2 年弱ですが、HTC Desire SoftBank X06HTII を使っていました。
スマートフォンとしてはやや古めですが、入力が少ししにくい (指が大きい ?) 以外は名機と言える良い端末でした。
元々スマートフォンにした理由は、PC を持たずに障害対応の初動調査が出来ることを最優先としていました。
ですので、開封して初期設定を済ませた後まずやることは、SSH クライアントのインストールです。
都内でも Softbank ではかゆいところに電波が届かないこともあり、沖縄への出張も考えると、電波のカバー率を最優先にすべく、docomo に切り替えました。
残念ながら docomo からは HTC Desire 系の端末は出ていないので、気分一新すべくカタログを見回して、ARROWS X F-10D を選択しました。
毎回困る電話帳の移行
毎回あの手この手で移行に困っています。スマートフォン -> スマートフォンの移行は今回初めてでした。
X06HTII の時にすでに VCF 形式のファイルに出力して PC にバックアップを取っていました。VCF 形式であれば、キャリアや端末依存はせずに読み込み出来るはずとにらんでいたからです。
F-10D では、メーカー系 PC の様にご親切なバックアップ・復元ソフトがあるので、これを用いればどうにかなるかと思い、挑戦。
SD カードから読み込めそうなので、まずは X06HTII で使用していた SD カードをそのまま F-10D に刺してみました。
案の上 "ファイルが見つかりません" というにべもないメッセージ。でもファイルの場所が指定出来る訳でもなく、どの様なファイル名であれば見つけられるのかもまるで分りません。
苦肉の策で解決
いくつか調べると、Softbank と docomo で SD カード内のフォルダやファイルの配置が違うことが分かりました。
- docomo で電話帳に誰でも良いのでテスト登録して、
- バックアップソフトで SD カードに出力。
- 事前にインストールしておいたファイルマネージャで、SD_PIM フォルダ 下の VCF ファイルを探してファイル名を確認。
- Softbank でバックアップしておいたファイルをそのファイルに上書き。
- バックアップソフトから復元メニューを選択して、見事認識。
docomo 側で読み取れるファイルの内容を Softbank のバックアップデータにすり替えれば読み取れるのでは ? という手順で、特に問題はありませんでした。
以前フューチャーフォン -> スマートフォンでは、赤外線を使った記憶がありますが、まずは第一関門突破です。電池の持ちが悪いこの状況は何とかしたいですね。(続く)
- Softbank -> docomo への移行 (電話帳)
- ARROWS X F-10D (No. 1)
- ARROWS X F-10D (No. 2)
- ARROWS X F-10D (No. 3)
- ARROWS X F-10D (No. 4)