マクドナルド 懐かしのメニュー (フレッシュマック) の続きです。
- 価格は単品で 700 円 ?
- 発売時期は 1991 年 12 月頃 ?
- チャーハンは共通でマックチャオ / エビチャオとおかずが選べる
スクランブルエッグリングでチャーハン炒め
当時の "朝マック" には今でこそ伝説 ? のスクランブルエッグがメニューとしてありました。
スクランブルエッグにマフィンが付いていますが、このスクランブルエッグはキッチンで本当に卵を溶いてスクランブルエッグリングに流し、プラスチックスパチュラを返しながら焼いて作っていることは、外からは結構知られていませんでした。
朝マックの中でも最も難易度の高いメニューで、これがクリアしないと朝メニューで A クルーになれない (コールセンターで言えばサポート付きが終わらず独り立ち出来ない) のです。
必ず最初はいり卵になるのです。そぼろごはん作ってんじゃないよ、とツッコまれます。(笑)
チャオ自体は夕方のみの販売でしたので、朝メニューが終わった後に片付けたスクランブルエッグリングをまた出してきて、オーダーが入ればチャーハンを炒めます。これはめずらしさはあるけど、面白みはあまりありませんでした。
スパチュラではなくて返すための専用の器具はあった記憶がありますが、手前から奥、奥から手前と決まった時間内を往復しているだけの様な単純な手順で、フライパンで炒める訳でも電子レンジでチンでもありません。
おかずメニューのオペレーションはほとんど覚えていません。この頃もすでに PC (プロダクトコントローラ) がメインでキッチンでアクティブにオペレーションしていないので、説明だけ受けていました。
フライヤーで揚げるか湯煎しておく程度のオペレーションがほとんどではないでしょうか。1992 年 5 月頃に第 2 弾で "ハンバーグチャオ / カツチャオ" と続いたそうですが、この時には退職していたので不明です。
マックで米 ?
この記事を読み始めてこの過去を知らない人であれば、間違いなく思うでしょうね。
このメニューは単価が高すぎることもあったのでほとんど出なかった記憶がありますし、お客さん側から見ても "マックで米 ?" という声は聞こえました。
当時内輪の私達でさえ、そう思っていたくらいですしね。立地柄 JR 御茶ノ水駅周辺はそれこそ昔からの中華系食堂もたくさんあるし、めずらしさ以外でこのメニューのリピータになる人はほとんどいないのも自然でしょう。
試みは面白いし話題にはなりましたが、つまみ食い 味見以外で口にしたこともないメニューでした。(続く)
- マクドナルド 懐かしのメニュー (イントロ)
- マクドナルド 懐かしのメニュー (スーパーマック)
- マクドナルド 懐かしのメニュー (フレッシュマック)
- マクドナルド 懐かしのメニュー (マックチャオ)
- マクドナルド 懐かしのメニュー (お昼のカツカレー)