この手の手続きは、何かきっかけがないと (きっかけがあっても) 腰が重いクセが抜けません。
現在地には 2006/09 に転入しましたが、この時は住民票のみ移して、戸籍謄本や印鑑証明の処理はしませんでした。ついつい後回しにして必要に迫られないと動かないパターンです。
今回は、まず印鑑証明書が必要な事態が起こりました。NTT 加入権の名義変更 (譲渡手続き) がきっかけです。
印鑑証明書 ?
そもそも登録ってしてたかな ? かすかに記憶はあったけど移転元での記憶で、現在地では間違いなくありません。とにかくまず最寄りの区役所出張所に出向いて、印鑑証明書の請求を試しにしてみました。
印鑑登録証に登録されている番号の記入が必要とありましたが、何のこっちゃ ? でしたので空白で番号札を取って待ちに入りました。
窓口に呼ばれたので、まずこちらから "そもそも登録されているか分からないが、登録されていることを確認してもらうことは出来るか" 確認したところ、出来ないとのこと。
まぁ、半ば予想していたことですが、その後の回答でその質問が無意味だったことが分かりました。
- 住民票を移した時点で、その住民票に紐づく印鑑登録は抹消される。住民票と違い、転出・転入の概念がない。
- 今回印鑑証明書が必要であれば、印鑑登録から始めて、登録完了後に発行する。
- 新たに登録した時点ですでに登録されていることが分かれば、その旨は教えてくれる。
なるほど、一手順差し戻ることになりました。
印鑑登録
何か少し大人になった気分です。(何を今さら。。)
申請用紙に記入・捺印をしてその場で発行されるのかと思えば、記入した住所に改めて "回答書" を送るので、それを持参して再度区役所に行き、その時点で本人確認が取れれば発行とのこと。
記入・捺印の後でも "本人確認" はしているにも関わらず。私が聞かれた項目は、干支と移転元住所と本籍地の登録住所の 3 つ程度でした。
書類が記入した住所に確実に届くことも含めての本人確認なのでしょうね。結構手順を踏みます。区役所側からは即郵送されてくるので、翌日には再度区役所に出向くことが出来ました。
その時点でも再度質問による本人確認がされましたが、質問内容は同じだったかな。
印鑑登録証が発行されるので、改めて印鑑証明の申請をして、晴れて印鑑証明書の取得が完了しました。
自宅と最寄り駅の通勤コースからそれ程離れていない場所だからまだ良いけど、2 度も 3 度も足を運ぶ可能性があるこの手の手続き、全然方向が違う位置に区役所や出張所がある方は可哀想だななどとふと思いました。