現在 Drive Network ではバックアップに SATA 2TB x 2 (RAID1) で構成した機器を 9 台使用しています。実質は 7 台分程ですが、それでももう少し集約出来ないか検討していました。
以前、radserv X では 3TB のハードディスクは未検証で動作見込みが薄い回答を得ましたが
を確認する限り、現在使用している環境は Adaptec RAID 2405 + build 18948 のため動作要件は満たしていました。
RAID BIOS が問題なければ BIOS は特に関係ないでしょうから、ほぼ間違いなく動作すると判断し、新しいハードディスクを見繕いました。
Seagate ST3000NM0033 (ES.3, SATA 6Gbps, 3TB, 7200rpm, 128MB キャッシュ) を選択しました。MTBF 140 万時間の上等な部類のハードディスクです。
ここ最近 SATA 2.5″ では手痛い目に合っているので、バックアップとは言え SAS に匹敵する信頼性を求めました。
ちょうど radserv ope (SATA 1 -> 2TB) で使用していた機器が空いていたので、2TB -> 3TB に換装するだけですぐ RAID アレイの構築に遷移出来ました。
RAID アレイの構築もまったく問題なく、FreeBSD 9.1-RELEASE (amd64) での基本環境構築も何ら問題はありませんでした。
その後バックアップルーチンを稼動させ、初回同期を行いましたがこれも問題ありません。
# df Filesystem 1K-blocks Used Avail Capacity Mounted on /dev/aacd0p2 1015324 473872 460228 51% / devfs 1 1 0 100% /dev /dev/aacd0p4 4053308 57404 3671640 2% /var /dev/aacd0p5 1015324 10940 923160 1% /tmp /dev/aacd0p6 8106716 4591856 2866324 62% /usr /dev/aacd0p7 2817418580 1747925704 844099392 67% /home linprocfs 4 4 0 100% /compat/linux/proc
十分実用に耐えると判断出来ましたので、一斉にリニューアルしつつ台数を集約することにしました。