Drive Network "こだわり" シリーズ第 5 弾は、"1 クリックインストール" です。
これは、Movable Type, WordPress, EC-CUBE 等の有名なオープンソースアプリケーションが、設置するディレクトリ名を指定して "登録" ボタンをクリックするだけで、ご利用領域にインストールが完了する仕掛けです。
マニュアルは誰のため ?
プログラム言語として Perl, PHP をサポートし、データベースが MySQL, PostgreSQL に対応している同業他社は多数存在します。
レンタルサーバ (ホスティングサービス) は、元々とても多くのことが可能なサービスで、会社のホームページと独自ドメイン名でのメール送受信で利用する以外にも、任意にプログラムを実行出来たり、会員制サイトを構築したり等アイデア次第では限りがない程の利用用途が考えられます。
一方で、利用用途を特化した前述のオープンソースアプリケーションが多数リリースされている中、同業他社では代表的なオープンソースアプリケーションのインストール方法は提供されていました。しかしそれでは、
- 提供サイトのリンクが掲載されていて
- ダウンロードした後、
- 解凍して FTP ソフトでアップロード。
- 設定ファイルをサーバ環境に合わせて修正。または、インストーラに従ってインストール作業。
- あれ ? データベース、先に作っておかないといけないの ?
- ライブラリ ? が必要とか言っている。。
等四苦八苦した上でインストールが完了する事態は、目に見えています。
お客様はコアビジネスに専念すべき
Drive Network をご利用いただいているお客様の業種はそれこそ多種多様に渡りますが、アプリケーションのインストールに時間を割かれるべきではありません。
個人のヘビーユーザで Drive Network ではどの様なパフォーマンスが得られるか試したり、インストール自体が好き♪ という方であれば別ですが、お客様には本来のビジネスがあり、レンタルサーバはあくまでもそれらのビジネスを支援する立場と考えています。
レンタルサーバを利用する上での手間は少ないに越したことはありません。ある程度利用者が望めるアプリケーションに対して、インストールするためのマニュアルを作成するスタンスも分かりますが、Drive Network ではそのスタンスを否定しました。
設置場所の判断以外はすべて自動化
それぞれのアプリケーションでは、どのプログラム言語とデータベースで使用するかは予め分かっています。事前に作成されているデータベースと同じ環境にインストールするのであれば、データベース名・ユーザ名・パスワードも自明です。
ということは、お客様が決めるべきは設置場所のみとなります。設置場所を固定すれば究極の 1 クリックインストールですが、それはさすがにお仕着せが強すぎますね。
そこで Drive Network がたどり着いた解は、冒頭でご案内した通り、設置するディレクトリ名だけは決めていただきますが、その後は 1 クリックでインストールが完結します。
ただ、使ってほしいだけ
決して難しい技術や最先端の技術を駆使した訳ではありません。一部のアプリケーションでは暗号化アルゴリズムが分かりにくく、ソースをくまなく追うこともしましたが、それも難易度が高い訳ではありません。
"お ! 本当に簡単にインストール出来るっ !!" という声が聞こえてきそうな仕掛けを作った真意は人を驚かせたい訳ではなく、ただ簡単に使ってほしいという想いであり、事業者としての誠意と考えています。
新しいバージョンへの対応が若干滞ることもありますが、今後もお客様の利便性を考えて邁進したいと考えています。