Drive Network では、同業他社では "コントロールパネル" や管理画面と称する機能・ページを "オンラインヘルプページ" と呼称して提供しています。
- ご契約者情報 (会社名・担当者名等) の参照・修正
- 請求情報・入金履歴 参照
- ご契約サービス一覧
これらの契約全般に関わる事柄を以下、"ユーティリティ" と表現します。これらに加え、ドメイン名毎の詳細設定も同じインターフェイスで操作が可能です。
- アカウント情報 追加・削除
- メーリングリスト設定
- データベース設定
- アプリケーション設定
- 迷惑メール設定
事業者によっては、"コントロールパネル" と称する機能を外部プロダクトを購入・カスタマイズして提供することも多い様です。
しかしながら、その場合は "ユーティリティ" 等やはりサービス利用に密接に関わる内容を網羅出来ないので、別にサイトを用意することになります。
"コントロールパネル" は、本来専有サーバにインストールし、そのサーバ内で前述の "ドメイン名毎の詳細設定" に相当する操作をコマンドを使わずに実現することを目的としているため、"ユーティリティ" に相当する機能を持つはずがないためです。
"コントロールパネル" 自体もバージョンアップや保守費用等が生じ、別サイトでユーティリティ系の参照・更新サイトも維持する。これでは維持する側も手間がかさみますが、何よりお客様が不便です。
入口は 1 つで、そこがコントローラとなり、すべての指示 (参照・更新) を出すことが出来れば、お客様にも不便をかけませんし、運用側も長期で見れば必ずコストダウンにつながります。
そもそも、その呼び方がいただけない
"コントロールパネル" は Windows ユーザであればなじみは深いと思いますが、ご利用されるお客様が任意な環境にカスタマイズ出来る程には出来ることは多くありません。
あくまでもレンタルサーバ (ホスティングサービス) をご利用いただくために必要な作業を集約して登録作業やクリック数を減らして使っていただくことがその使命のはずで、任意のカスタマイズをコントロールする場合とは趣旨が異なります。
"管理画面" という表現はもっと嫌いで、色気もなければ味気もない、何ともプログラマ用語というかエンジニア用語というか、まず好きになれません。内輪での会話では気にしませんが、お客様との会話が生じる場でこの言葉を平気で使う精神は、少なくとも私には理解出来ないのです。
もちろん、オンラインヘルプページという呼称は一般的ではないことも自覚していますので、お客様の理解を早めるために "オンラインヘルプページ (コントロールパネル・管理画面に相当する機能)" の様な表記でサポートする柔軟性は持ち合わせているつもりです。
呼び名ひとつにも理念を反映
Drive Network Philosophy の最後でご紹介した Drive Network の理念を簡単にまとめれば、"お客様のビジネスを支援するスタンス" です。
- Drive Network からお客様に、ご利用の手引としてお手伝いする。
- お客様はご利用方法が分らない場合に、助けを求めて訪れる。
その様な場所 (サイト) と機能であれば、"オンラインヘルプページ" が良いのではと至りました。
そして、名称だけでなく内部に至るまですべて 100% オリジナルで構築しました。今となってはやや古い感じのインターフェイスかもしれませんので、リニューアルも視野に入れています。
次回は、やや難しい内部構造の説明をご紹介します。