Home » Program » Cisco Catalyst 2960S – ip device tracking (Part 1) (Tag: )

先日、Drive Network サービスで提供する基本環境の大半を FreeBSD 7.1-RELEASE i386 -> FreeBSD 9.1-RELEASE amd64 に移行しましたが、この過程で /ver/log/messages に気になるメッセージが頻出しました。

arplookup 0.0.0.0 failed: host is not on local network

良く見ると、7.1-RELEASE では頻出していますが、9.1-RELEASE ではまったく出て来ません。出て来る頻度は 1 – 2 秒単位で始終出続けています。また、同じ秒に複数行に渡ることもあります。

最初は、FreeBSD に関するトピックとして検索を開始しました。7.1-RELEASE i386 では、/sys/netinet/if_ether.c の 1025 – 1026 行目にこのログを出力する個所があります。

        if (why) {
#define ISDYNCLONE(_rt) \
        (((_rt)->rt_flags & (RTF_STATIC | RTF_WASCLONED)) == RTF_WASCLONED)
                if (create)
                        log(LOG_DEBUG, "arplookup %s failed: %s\n",
                            inet_ntoa(sin.sin_addr), why);
                /*
                 * If there are no references to this Layer 2 route,
                 * and it is a cloned route, and not static, and
                 * arplookup() is creating the route, then purge
                 * it from the routing table as it is probably bogus.
                 */
                if (rt->rt_refcnt == 1 && ISDYNCLONE(rt))
                        rtexpunge(rt);
                RTFREE_LOCKED(rt);
                return (0);
#undef ISDYNCLONE

ここをコメントアウトして kernel 再構築する案もあれば、ipfw で 0.0.0.0 に関する処理をする案もありました。

kernel 再構築は厭いませんが、明らかにそれまでと異なる現象がネットワーク内に発生しているからこそ出現しているので、コメントアウト -> kernel 再構築による案はアプローチが消極的過ぎます。

なお、ipfw は一応試しましたが、うまく動作しませんでした。また、9.1-RELEASE amd64 では、arplookup の debug 出力に関する個所は見当たらないことまでも確認しました。

一旦保留し、ネットワークレイヤでアプローチすべく、tcpdump を採取することにしました。

tcpdump -e -n 'host 0.0.0.0'

確かにいくつかの MAC アドレスから該当ホストに確認している様子が見られました。

これらの MAC アドレスが L3 スイッチの show arp で 48bit すべて一致するケースが見当たりませんでしたが、前半 24bit を Hardware Address (MAC Address) Lookup で確認すると、Cisco であることが分かりました。

L2, L3 スイッチのいずれかの polling 的な動作が引き起こしている可能性を考え始めた時に、Cisco Catalyst 2960S IOS Update (Part 4) で初期化後に config を再投入した時、過去のバージョンには存在しない ip device tracking という行が存在したことを思い出しました。(続く)

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