沖縄滞在中以外は普段あまり泡盛を飲むことはありませんが、昨年いただいた 千年の響き は特にもう一度飲んでみたい泡盛のうちの 1 つです。
少なくとも私は居酒屋では見かけたことはありませんでした。右上の "モンドセレクション 最高金賞 5 年連続受賞" は、よなよなエール (みつけた人だけが、しあわせな夜になる) を想い起こし、期待が高まります。
見た目が相当にお洒落な感じで、"蔵" や "甕" をイメージする泡盛とは大分雰囲気が違います。コルク調のラッピングを外すと、
この様な薄い黄色をした泡盛は初めて見ました。飲み比べ ビアぐらすセット の前にあるから黄色い訳ではないのです。
43 度ですが、いつも通りロックでいただきました。今まで
がベストでしたが、これも間違いなくベストです。味の傾向が違うので比較に意味を感じません。前述の公式サイトには
泡盛は長期に寝かせることで古酒 (クース) と呼ばれる熟成されたお酒になります。
長期熟成させた原酒に何も加えず自然の旨みを引き出したまろやかでコクのある限定泡盛。ロック・水割りがおすすめ。
樫樽貯蔵のため、樽の香りが良くブランデーのような甘味があり、やさしい味で、とてもファンが多い泡盛です。
とありますが、ブランデーをたしなまない私でも "ブランデーっぽい" と言わしめる香りと、ふんわりとした柔らかさを感じさせてくれました。まろやかと言えばまさにその通りです。
この泡盛はおつまみをお供するより、今帰仁や本部の海を見ながら静かにグラスを傾ける方が合っています。
穏やかな語り合いがあれば後は何も要らない、そんな気分にさせてくれました。