Windows 8.1 の Quick Launch で並び順が勝手に変わる (Part 1) の続きです。
desktop.ini を修正する場合
desktop.ini 内の記述を修正する場合は、何度か試しましたが "再現性がある" (ガリレオ風) ことを確認しました。(タスクバーから近い 4 項目のみ表記)
コマンド プロンプト メモ帳 デスクトップの表示 ウィンドウを切替える
上記の状態だとして、例えば desktop.ini に以下の様な行がある場合に削除してみます。
Command Prompt.lnk=@%SystemRoot%\system32\shell32.dll,-22022 Notepad.lnk=@%SystemRoot%\system32\shell32.dll,-22051
削除直後は
デスクトップの表示 ウィンドウを切替える Command Prompt Notepad
の様に並び順と表示名が変わりました。以下の様に並び順のみ変えて
Notepad Command Prompt デスクトップの表示 ウィンドウを切替える
サインアウトした後再ログインすると、並び順は戻っていました。
デスクトップの表示 ウィンドウを切替える Command Prompt Notepad
ところが、もう一度
Notepad Command Prompt デスクトップの表示 ウィンドウを切替える
並び替えた後にサインアウト -> 再ログインすると今度は記憶していました。
その後は任意に変更 -> サインアウト -> 再ログインを繰り返しても記憶しています。もちろん再起動しても記憶しています。
まとめ
desktop.ini の調整で解決する場合は、
- Quick Launch フォルダから退避して元に戻せば、並び順を記憶する場合がある。
- desktop.ini を修正した場合は、1 度目の並べ替えは記憶しないが 2 度目からは記憶する。
- desktop.ini をコピーして置き換える場合も修正時と同様。退避先で修正して戻した場合は不明。
Quick Launch フォルダに desktop.ini が複数存在したケースは VAIO Fit 13A 側のみでした。
VirtualBox のゲスト OS 側ではその様なケースもありませんし、記憶しない現象も発生しませんでした。
すべての環境で今回の様に復旧出来るかは定かではありません。現に VAIO 側は再度記憶する様になった後は、desktop.ini を退避しても修正しても並び順も表示名も崩れませんし、修正直後も記憶したままです。
レジストリ深層に原因があるのかもしれませんが、さすがに追い切れません。過去の経験から、対処療法のアプローチは多い方が早期解決に至るのが Windows だと思っているので、不確かな可能性はありつつも公開してみました。
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