与那国島 (No. 2 – 到着) の続きです。
与那国には 2012 年現在ホテルはなく、すべて民宿的な旅館です。素泊まりが多い中で今回は食事にも力を入れている 旅の館 阿檀 にしました。
といっても朝食のみのプランにしました。13 時までに申し出れば急遽夕食を旅館でいただきたい場合にも対応してくれるので、初めての旅でも安心出来そうな気がしたのです。
島内の移動は自転車をレンタルしました。事前に調べていた限りでも自転車で回った方はそれなりにいた様でしたし、そもそも自動車も二輪車も免許を持っていないので選択の余地はありません。
自転車で気長に回った方が、よりコトー先生にひたれるのでそれも良いよねと前向きに考えることにしました。
旅館から歩けば 5 – 7 分程度の距離に自転車も扱っている 与那国ホンダ があるので、自転車を調達した後 与那国島 Dr. コトー診療所ロケ地マップ を元に移動を開始しました。
このマップは空港にも旅館にも置いてありますし、おそらく至る所にあるかもしれません。移動用と記念用とお土産用と何部かいただきました。
"祖納は細かい道が多く、慣れないと旅館にも戻れなくなる場合があります" と送迎の社内で旅館の店主が言われていました。一度戻ってみようとして、ものの見事に迷いました。
しばらく旅館の周りを流して何となく慣れてきた後、久部良まで遠征してみました。久部良は Dr. コトー診療所で出てくる志木那島漁港や日本で最後に沈む夕陽が見れる灯台のある場所です。
空港を横目にさらに 10 分程走ると、馬鼻崎を超えてダンヌ浜につながる月桃の里が見えてきます。
ところで、与那国島は坂道の多い土地柄と聞いていましたが、その通りです。何度も降りて手で押しました。
これは私の都合でしたが、前日寝てなく 28 度前後とはいえ日射しの強い中をひたすら自転車をこいでいます。おまけに風が強く、平坦な道でも向かい風だとまるで進めずにやっぱり降りて手で押しました。すっかりトライアスロンです。
祖納を 12:30 頃出て 13:00 過ぎ。そろそろお腹もすいてきたので、目当てにしていたお店を目指しました。昼に営業している数少ない店の 1 つです。
ここも場所がわかりづらく、坂道をやや上がった場所にあります。この看板は店頭ですが、坂道に入る前に小さなが看板があり、初めはそのそばにある建物かと思いましたが、やっぱりお店には見えないし、と迷ってようやく探し当てました。
メニューはカレー単品か、セット (カレー・ピクルス・ドリンク) のみで、カレーも 1 種類のみでした。オレンジ色の液体は島唐辛子を溶いたもので、少しずつ混ぜて召し上がりください、と言われました。
カレー自体のお味は、薄めの味で和風と言えば和風かもしれません。アクセント程度に辛味があります。ドリンクはアイスコーヒーにしましたが、うーん、これも薄味。全般的に薄味な印象でしたが、店内の雰囲気は民家風で良い感じです。
ともかく充電も終わったので、久部良漁港と西崎灯台を目指します。コトー先生や彩佳さんを受け入れたり見送ったりするあの漁港で写真が撮れると思うとワクワクします。(続く)
Season 1 (2012/10/06 - 2012/10/08)
- 与那国島 (No. 1 - 出発)
- 与那国島 (No. 2 - 到着)
- 与那国島 (No. 3 - 祖納 〜 久部良)
- 与那国島 (No. 4 - 久部良港)
- 与那国島 (No. 5 - 西崎)
- 与那国島 (No. 6 - 久部良 〜 比川)
- 与那国島 (No. 7 - Dr. コトー診療所 Part 1)
- 与那国島 (No. 8 - Dr. コトー診療所 Part 2)
- 与那国島 (No. 9 - Dr. コトー診療所 Part 3)
- 与那国島 (No. 10 - 居処屋どぅーらい)
- 与那国島 (No. 11 - 海底遺跡)
- 与那国島 (No. 12 - 東崎 〜 祖納港)
- 与那国島 (No. 13 - 雑貨さくら)
- 与那国島 (No. 14 - ビヤガーデン国境)
- 与那国島 (No. 15 - また来るさ)
関連ページ