Windows 7 では Vista まで標準で表示されていた Quick Launch が非表示とされました。
タスクバーに登録するだけでは見通しが悪くなりそうですので、Quick Launch を表示して使用していました。Windows 7 に「クイック起動」バーを追加する方法 等多数紹介されている方法です。
きっかけは再起動
表示位置は Vista は画面左下でしたが、7 では右下。当初は違和感がありましたが今は慣れました。それより、ふとしたきっかけで並び順が勝手にソートされ、並び替えても保存されない場合があります。
2 年程 Windows 7 で Quick Launch を使用していて 3 度程あった気がします。過去どのタイミングで発生してどう対処したか今ひとつ覚えていませんが、今回が一番復旧に手こずりました。
# 今回のきっかけは、Karspersky Internet Security 2012 が要求した再起動だと見ています。
試行錯誤の末
調べて試した結果、再起動後に、タスクバーから Quick Launch が消えてしまいます。 の "Quick Launch のフォルダを別の場所に移動すると解決しました。" がヒントになりました。
試しにデスクトップに移動するときちんと記憶します。移動する前後では、タスクバー 右クリック -> ツールバー -> Quick Launch のチェックを外し、再登録しています。
ただ、この PC だけ環境が崩れることがどうにも我慢出来ずに、元の shell:quick launch のパスで元通り記憶出来る方法を探しました。
結局レジストリに手を入れることに
Quick Launch フォルダをデスクトップに置いた場合は正常に記憶するにも関わらず、元のパスに戻るとまた勝手にソートします。デスクトップに戻せば正常に。レジストリを調べた結果、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
この中に {52XXXX- で始まる名前があり、データが DeskTop を指していました。名前は環境によって変わるかもしれません。
まずここを削除して再起動することで本来の Quick Launch フォルダの場所でも記憶する様になりました。
削除に踏み切った理由は、同じ Windows 7 の環境で似た様な値を持つ名前が存在しなかったためです。
ただし、単に削除する前にも色々試しています。Quick Launch フォルダ内の User Pinned フォルダを退避したり戻したり。
あまりに色々試したので途中から手順を追い切れていませんが、現時点では User Pinned も元に戻し、崩れる前とまったく同じフォルダ構成で正常に記憶する様に復旧しています。
# ふん、手こずらせやがって。(ベジータ風 hp dv5 has broken again)
次回再発した時は、手順をしっかり書き留めてみます。
- Firefox 13 + Flash 11.3 で YouTube の動画が再生出来ない
- Windows 7 の Quick Launch で並び順が勝手に変わる
- Windows 7 のタスクバーに表示させた Becky! のアイコンが変わる
- Firefox 19 で PDF ファイルが PDF.js Viewer で強制表示される
- Windows 7 で flv ファイルのサムネイルが表示されなくなる
- Windows 8.1 の Quick Launch で並び順が勝手に変わる (Part 1)
- Windows 8.1 の Quick Launch で並び順が勝手に変わる (Part 2)
- Windows 8.1 で DVD の再生が出来ない
- Windows ペイントでキャプチャ画面の貼り付けに余白が入る
- Windows 8.1 でステータスバーに詳細表示する OldNewExplorer
- Windows 8.1 で "すべてのプログラム" にアクセスする
- VAIO のデスクトップアイコンのサイズが勝手に変わる
- Java 7.0 / 8.0 セキュリティ・レベル (Part 1)
- Java 7.0 / 8.0 セキュリティ・レベル (Part 2)